日時:5月5日午後1時-4時
場所:名古屋名東文化小劇場
参加人数: 150名
内容:「医療と音楽の統合による創造性と世界平和とは」
1部:イメージ奏法の実演
2部:基調講演
3部:パネルディスカッション
今回はコロナ禍という中で無事に開催出来たことが奇跡とも思えました。
新見先生はやるなら行きますよという前向きなお返事で、武本先生はこういう時だからこそ、やる価値があるという話だったので、開催を決断しました。
シンポジウムは3部構成で、1部が武本先生のイメージ奏法に実演、ピアノと映像を組み合わせた視聴覚に訴える構成で、ショパンメドレーに続いて、音楽の心身への影響を見るための2年掛けて作曲したという実験曲が怒り、悲しみ、癒やし、躍動という4段階からなっていて絶望から希望へと誘う内容で、心が洗われる思いがしました。何度もリハーサルをして臨まれたので圧巻でした。
2部は基調講演で、最初に新見先生から講演はコロナの話で始まり、マスコミが騒ぎすぎな事やマスクのことや免疫力の話から、本題のイグノーベル賞を取った経緯、セレンディピティーの話をされ、最後は免疫力を高める漢方の話で時間通りに締めくくられました。
その後、武本先生と伊藤先生の講演で、イメージ奏法の説明と実験結果の解説をされて、イメージ奏法が身体に与える影響を脳腸相関の観点からセロトニンを中心に話されました。
最後のディスカッションでは、3名の講師と3名の代表質問者との間で行われ、前半は音楽の持つ創造性が心身に与える医学的根拠、後半は医療と音楽の統合によって正解平和にどう繋がるのかというテーマで話し合いました。
今回のシンポジウムは世界平和という普段考えたことのないテーマだったので、とてもヒットしたと新見先生が帰り際に語られて、是非今度も呼んで下さいと意気投合しました。武本先生も、内容と共に若いスタッフのすがすがしさに感心されていました。
第2回 医療と創造性及び世界平和シンポジウム-医療と芸術
第2回 医療と創造性及び世界平和シンポジウム-医療と芸術